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大阪府堺市堺区香ヶ丘町3丁6-19
パッシブデザインとは、できるだけ設備機器に頼らず、太陽光や熱、風などの「自然のエネルギー」そのまま利用して快適な暮らしをしようとする設計思想・設計手法のことを言います。
スーパーウォールの家では、一年を通して計画換気システムの使用を基本としていますが、春や秋など季節のよい時期は、自然の風を取入れて心地よく暮らすことをおすすめしています。自然の風を取入れるには、周辺の地形や住環境を把握し、海風、川風、山から吹き降ろす風、周辺の住宅やマンションなどの建物の配置を考慮し、通風計画を立てることが大切です。
英進建設では日々の暮らしで使うエネルギーを、太陽光発電などが創るエネルギーを補って、プラスマイナスゼロにするZEHと、パッシブデザインの設計思想を取り入れたご提案も致します。
一般住宅におてい、熱の出入りが最も多いのは、屋根や外壁よりも窓やドアなどの開口部です。冬の暖房時に家から逃げる熱のうち、窓やドアの開口部を通るものは約半分。暖房の熱を逃がさず、少ないエネルギーで効率よく部屋全体を暖めるためには、開口部の断熱性を高めることが重要です。
家の中での温度差が少ない家が、心地よく住みやすい家の基本です。断熱性の高いお家は外気温の影響をを受けにくいため、一年中快適な室内温度を実現。部屋の上下の温度差、部屋間の温度差が小さく、ヒートショックの心配も少なくなります。
太陽の光と熱を暮らしに活かすために、基本的な日差しの特性を知ること。季節や時間による太陽の高度や方位、日射量を考慮し、採光計画を立てることが快適な暮らしのポイントです。夏は7割以上の熱が窓やドアの開口部から出入りするため、光や熱を遮る工夫も重要です。
東面の窓 | ・朝日が入り、夜の間に冷えた室内を暖める ・朝食時に日射量が多く、ダイニングに最適 |
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西面の窓 | ・午後は明るく、部屋の奥まで日差しが入る ・夏は西日よけの対策が必要 |
南面の窓 | ・1年中、明るく日差しが入る ・冬の日射量は西・東向きの窓の2~3倍 ・夏は日差しが強く、遮熱対策が必要 |
北面の窓 | ・冬は直射光が得られず、結露対策が必要 ・明るさは1年中安定 |
水平面の窓 (屋根面など) |
・夏の日射量が一番多い ・北向きの天窓が有効 |
自然の風を暮らしに取り入れるには、まず周辺の地形や住環境を把握し、海風、川風、山から吹き降ろす風、周辺の住宅やマンションなどの建物の配置を考慮し、通風計画を立てますしょう。
自然の風を誘うには、風や空気の特性を上手に利用することが必要です。たとえば、温度の違いによって空気の流れをつくる「温度差換気」は、暖かい空気が上昇する特性を活かした通風方法です。
風の向きに合わせて窓を設けても、周辺の建物の影響で思うように風が通らない場合があります。そんな場合は、縦すべり出し窓を使う工夫で、家の脇を通り抜ける風を捕まえることができます。
水場や植栽などを生かすことも効果的です。敷地の緑化は照り返しを防ぎ、葉の蒸散作用で空気の温度を下げることができます。また、池や水盆にも水の気化熱で風を冷やす効果があります。